【認定プログラム】TOC Applications Practitioner Program(TOC-APP)

TOCPA Japanが提供する『TOC* Applications Practitioner Program(以下、TOCAPP)』は、
様々な産業やビジネスにおいて、日々変化する現実の運用環境に制約理論を実装するための知識体系や導入能力の専門性を伝え、高めるための包括的なマルチモジュールTOCプログラムです。

TOCAPPは、最新技術やインダストリー4.0のフレームワークにおいて変化するビジネス環境に、制約理論を適用するための知識体系や実装上の専門性を、システマチックに高め、移転することを狙ったものです。

企業の飛躍的な成長を目指したTOCAPPは、2日から6日間の複数のセッション(全30日間)で構成され、筆記認定試験(終日)で締めくくられます。TOCAPPの全モジュールを修了し、筆記認定試験に合格した方には、TOCPAスクールの国際認定資格(TOCAPP for BREAKTHROUGH GROWTH)が付与されます。

一つ、またはいくつかのプログラムを限定的に受講したい方は、ご関心分野に応じて、関連性のあるモジュールにご参加いただくことができます。一つ、またはいくつかのモジュールに参加された方にも「受講証明書」を発行いたします。各モジュールは、変化していくビジネス上の運用環境において、オペレーション、流通、プロジェクトマネジメント、セールス&マーケティング、人材・チェンジマネジメント、戦略と戦術といったTOCソリューションを実際に適用できるよう、実装上の専門性を共有させていただくだけではなく、関連する適用領域に応じたTOCの知識体系や仕組みを現場へ移転することを目的としています。

TOCAPPの受講者は、ソリューションと導入のためのガイダンスが示されている詳細な教材を受領することができます。各モジュールは、インタラクティブな形で行われ、実装上の特定の問題にご自身で気付いていただくことを目的として、参加者の皆さんには集中的な参画が求められます。各モジュールでは、シミュレーターを用いたワーク、実践的な演習問題の解決、計算演習、実際のビジネス環境に基づいた経営的な意思決定の演習を行います。

*TOC(Theory of Constraints: 制約理論)とは、イスラエル人の物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士によって70年代後半に開発され、現在もなお進化を続けるマネジメント方法論です。システムの目標達成レベルを決めている、ごく少数の「Constraints(制約)」にマネジメントの注意を集中させることで、どんなに複雑な組織でもその「本質的な単純性」を徹底活用できるようにし、システム全体の継続的改善を実現します。

受講者の声

  • このやり方は従来のプロジェクトマネジメントの固定概念と真逆の発想が多く含まれてます。タスクと人の関係やなるはやで着手するなど。となると、現場適用に当たってはマネージャーの深い理解と・現場特性に応じた高度なインプリが必須と感じました。(M3受講者)
  • モジュール1ということで、用語、コンセプトの理解が中心でしたが、「TOC はこんな内容だろう」と思っていたこととは違って、机上ではなく現実に即した考え方だということがよく理解できました。また今後とも理解を深められるように学習していきたいと思います。
  • 納得感のある内容でした。元々The Goalも読んでボトルネックの話などは知っていたのですが、ゲームを使って実体験できたことは大きかったです。今後の業務にも活かしていけると思います。(M1受講者)
  • 制約に全てを従属させるという視点でここまで生産性が変わることに驚きました。(M1受講者)
  • 今まで、どうも釈然としていなかった部分に対し、1つ1つ、丁寧に、そして納得がいく形で説明されていて、手に入れたものが非常に大きいと感じています。クラウドのインジェクションは、こんな風に導き出されるのか・・とわかったことが1番の収穫でした。(M4受講者)
  • 問題を正しく把握することの重要性はこれまでも意識しているつもりでしたが、演習等を通じて、制約を見極めることの重要性を改めて感じました。(M1受講者)
  • 実は、各ツールの裏には厳密なロジックがあり、ソリューションを導出するロジックがインプリされていることがわかり今取り組んでいるプロジェクトにすぐにでも取り入れるつもりです。(M4受講者)
  • 本で読んでいた内容をより具体的に体験でき、制約理論のパワフルさを感じることができた研修だった。チェンジザルールよりもより具体的なITプロジェクトの内容で研修を受けることができたので、現場を想像しながら聞くことができた。(M1受講者)
  • 「問題なくして改善はない」ということと、何が問題なのか(制約なのか)を問うことを改めて考えさせられる機会となりました。(M1受講者)
  • より洗練されたクラウドの作り方や、 実践できるインジェクションの出し方を感覚ではなく、体系化された方法として学ぶことができました。既に上司からある実務で使って見て欲しいと依頼を受けているので、学んだことを活用したいと思います。(M4受講者)
  • 個々人のワークを見ていただけたので自身の間違いに気づけたり、すぐに疑問を解消することが出来きました。ZOOM だったためか、会場で受講するより質問がしやすかったです。ありがとうございました。(M4受講者)

全体像

TOC Applications Practitioner Programは、5つの基本モジュールと3つのオプションモジュールで構成されます。

各モジュールの詳細説明はこちら>>

受講費用

70,000円(税別)/日×所要日数

基本モジュール 所要日数 受講費用(税別) 内容
モジュール1 2 70,000円×2日間=140,000円

制約を軸にしたマネジメント

モジュール2 2+2+2 70,000円×6日間=420,000円 サプライチェーンの整合をとる
モジュール3 2+2 70,000円×4日間=280,000円 クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント
(1 Tier CCPM/2 Tier CCPM)
モジュール4 2+2+2 70,000円×6日間=420,000円 TOC思考プロセス
モジュール5 4 70,000円×4日間=280,000円 (ソリューション導入前)現状分析(CRS)の実行
Optionモジュール 所要日数 受講費用(税別) 内容
モジュール4+ 調整中 調整中 戦略と戦術(S&Tツリー)
モジュール6 2 70,000円×2日間=140,000円 スループット会計と経営判断のためのローカル運用指標
モジュール7 2+2 70,000円×4日間=280,000円 小売のためのTOCソリューション
モジュール8 2+2 70,000円×4日間=280,000円 マーケティングとセールスマネジメント

・講義時間10:00-17:00 
企業単位での個別(オンサイト)開催等につきましては、TOCAPP運営事務局までお気軽にご相談ください。(随時開催中)

[受講証明]
・各モジュールの受講者には、後日TOCPA(エストニア)から受講証明が発行されます。
 

モジュール開催予定

受付状況 日程 形式 モジュール名

現在は企業単位でのお申し込みのみお受けしております。

お申し込みの流れ

STEP1
お申込みフォームに必要事項をご記入後、送信ボタンを押してください。
STEP2
受付完了後、3営業日以内に請求書を発行(メール)します。※お見積書等が必要な場合はお申し付けください。
STEP3
ご入金確認後、ご受講案内をお送りします。※開催日までにテキストをご郵送します。